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【日本百名山 登山記録】斜里岳 日帰り

日本百名山を巡る旅 in 知床エリア。

その第1座は、斜里岳しゃりだけです。

斜里岳といえば、渡渉。

沢を何十回と渡りながら高度をあげていく登山道です。

実際にどのような感じのルートなのだろう?とワクワクでした。

目次

斜里岳登山:前日

前日に女満別空港入りして、レンタカーで斜里町方面に向かいます。

レンタカー屋さんのお兄さんから「7月~8月は速度違反の取り締まりが厳しいから気をつけてくださいね」とのお言葉。

そのレンタカー屋さんでも、お客さんが既に数人違反切符を切られていたとのこと。

私にとっては、北海道を初めての車移動。時速60~65kmをキープで移動します。

コンビニで水や行動食などを調達し、清岳荘せいがくそうの駐車場に向かいます。

今日はここで車中泊!

斜里岳登山:1日目

清岳荘 登山道から出発

朝は4時起き。

さすがは北海道の中でも東部のエリア。3時前には空が白んできていました。

こちらの写真は、清岳荘の敷地から、斜里町・オホーツク海方面の風景。

天候にも恵まれ、良い山行になりそうです。

斜里町・オホーツク海方面の風景

登山口入口では、清岳荘の管理人さんがなにやら記入をしていました。

聞いてみると、斜里岳登山道の水量の様子や直近の熊の出没情報を更新してるんだとか。

斜里岳は渡渉の登山道で有名ですもんね。

事前に様子が分かるのはありがたいです。

ちなみに、この日は「水量少なめ、登山道状況良好」「熊の目撃情報なし」でした。

まさに登山日和のコンディション!

登山口入口

登山道に入ると、まずはしばらく林道歩きが20分ほど。

その後、樹林帯に入り、本格的な登山道が始まります。

下二股分岐

早速、斜里岳名物の渡渉地点がどんどん現れます。

旧道ルートの登り

下二股を過ぎると、更に本格的な沢ルートになります。

バランスをとりながら、浮石やぬめりに気をつけながら、ぴょんぴょんと渡っていきます。

沢登りか?と思えるほどに、沢に向かって右へ左へと岸を移りながら登ります。

このような滝が随所に現れます。

これらは全部登山ルートです。ここを登っていきます。

登山靴をできるだけ濡らさないよう、水流のない足場を選びながら進みます。

上二股までくると、渡渉の数も落ち着き、ちょっとだけ山頂の様子もみえてきます。

馬の背~斜里岳山頂

馬の背までくると、稜線に至ります。

ここから頂上までは30~40分ほど。

急登を乗り越えながら山頂を目指します。

こちらは山頂直下の祠付近。

ちょうどニッコウキスゲが咲いており、斜里岳とのコラボレーション。

右奥には羅臼岳も見えます(ちょうど雲に隠れてしまっている部分)。

さらに10分ほど歩くと、斜里岳山頂に到着です。

眺望もばっちりです。

こちらは斜里町(左側)、ウトロ・知床方面(右側)。

こちらは網走方面です。

山頂から、登ってきたルートを振り返る。下りは同じルートをたどります。

新道ルート:下り

山頂から上二股までは、登りと同じルート。

上二股からは新道ルート側を取ります。

ここで、ちょっと寄り道をしました。竜神の池というポイントです。

下調べをすることなく、興味本位で立ち寄ったのですが、これが綺麗だった。

この透明度。とても冷たい湧き水がこんこんとわいてきます。

飲めるものなら飲みたいと思いましたが、フィルターや浄水器を持っていなかったので断念。

新道ルートはハイマツの生い茂る、稜線のルート。

少しずつガスがあがってきました。

山頂では見晴らしがよかった天候が、ずいぶん雲におおわれてきました。

熊見峠を経由して、下二股で登りのルートと合流します。

その後は登りと同じルートを経由して、清岳荘の登山道口へ戻ります。

新道コースの稜線歩きは意外と時間がかかりました。

沢を通らず、稜線を巻いて歩く分、距離・時間共に長めになるようです。

とはいえ、疲れを感じ始める下りの行程で、あの滝のような沢を下ったり、注意しながら渡渉を繰り返すのはリスクがありそうです。

安全な道を辿ることも大切ですね。

後半はガスがあがって眺望はなくなりましたが、新道コースの稜線歩きも晴れていると楽しそうです。

帰り道にちょっと寄り道

斜里町には「天に続く道」という景観スポットがあります。

斜里エリアから知床・ウトロエリアへの移動の道中に立ち寄りました。

別名「景観日本一の直線道路」とも呼ばれている道路で、距離として日本で二番目に長い直線道路です。

この「天に続く道」の近くにある陶芸・古民家カフェでランチを食べて今日の行動は終了!

斜里岳のルート情報

斜里岳を登るためのルート情報はこちらから!

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